特長
01
恵まれた環境
安立ファームのある岐阜県海津市は、
自然に恵まれた地域です。
養老山脈に沿って広がる水田地帯と、長良川・揖斐川に囲まれた「輪中」と呼ばれるデルタ地帯でもあります。
その昔、海津市は、木曽三川の氾濫のため、幾度となく洪水の被害に遭ってきました。
洪水の被害は大変なものでしたが、その豊富な水と上流から運ばれてきた土がミネラルを多く含んだ豊かな大地を作り、農業にうってつけの環境となったのです。
FEATURES
そんな海津市は、日本でもトップクラスの生産量を誇る米の産地。
安立ファームの牛たちは、「田んぼのど真ん中」でのんびりゆったり暮らしています。
地域自然環境の恩恵でもある豊富な地下水や、山・川・緑に囲まれきれいな空気にも恵まれたストレスの少ない環境は、牛たちを立派な飛騨牛へと育てるためにとても重要な役割を果たしているのです。
02
こだわりと品質管理
牛の耳についているイヤータグには、
個体識別番号が記されています。
日本の牛はすべて個体識別番号で管理されており、同じ番号の牛はいません。
また、和牛は鼻紋認証によって登記登録されています。鼻の模様は皆違っており、大きくなってもその形は変わらないのです。
安立ファームでは、1頭1頭の血統や健康状態、肉質、出荷についてなどのデータをパソコンで一元管理しています。健康状態には常に気を配っていますが、病気や治療など、変わったことがあればそれらもデータとして残します。
FEATURES
個体番号のデータを見ると、その牛がどのように生まれ、どんな経緯をたどってきたのかが一目瞭然です。
※飛騨牛のデータは、飛騨牛銘柄推進協議会のホームページからも検索することができます。
>> 飛騨牛銘柄推進協議会HPへ
こうして管理された個体識別番号のデータは、お客様との信頼のパスポートになります。
そして、肉質や育ち具合のデータの蓄積は、美味しく安全な牛肉を作りつづけていくために大切なことでもあるのです。
牛たちを最高の飛騨牛へと育てるためには、エサも重要です。栄養バランスを考え、トウモロコシ・大豆・大麦・小麦・菜種の油かす・米・稲わらを配合した飼料を与えています。そのこだわりの配合割合は、安立ファームの長年の経験と研究から導き出されたものです。
安全な牛肉をお届けしたいとの思いから、飼料には抗生物質の添加は一切しておりません。
飼料メーカーの方々や和牛改良の研究者、安立ファームのスタッフが一丸となって、良質な牛の育成のため、常に飼料の改善改良を続けています。
また、安立ファームでは、近隣の米作・野菜農家や営農集団との連携のもと、株式会社クリーンファームとともに循環農法に取り組んでいます。
牛のふんを堆肥にして提供し、その堆肥で育った米を収穫したあとに出る稲わらやもみ殻を提供してもらうのです。稲わらは和牛の生産に欠かせない飼料の一つとなり、もみ殻は牛のベッドとして利用します。そして、稲わらを食べた牛たちのふんは、再び堆肥となり、米や野菜の栄養になっていくのです。
03
愛情と衛生管理
清潔な環境と信頼関係をつくり、
牛をストレスの少ない環境で育てています。
病気を未然に防ぐため、安立ファームのスタッフが大切にしているのは、清潔な環境と信頼関係をつくり、牛をストレスの少ない環境で育てること。
こまめな掃除で清潔を保ち病原体を侵入させないよう、牛舎内や牛舎に出入りする際の消毒を徹底しています。
1日に6回の見回りの中で、牛たちの健康状態を常にチェックし、ちょっとした変化も見逃さないようスタッフ同士の情報交換も欠かせません。
FEATURES
決して楽な仕事ではありませんが、こうしたことを丁寧に行い、安全で高品質な飛騨牛をお届けできるようにと日々努力しています。
スタッフは、牛たちの成長していく姿やかわいい仕草を見て自然と笑顔になります。牛たちもまた、その笑顔に安心し、お互いに信頼関係を築くことができるのです。
そう。愛情は、大事な大事な隠し味です。
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